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発達障害って?

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発達障害って?

発達障害(Developmental disorder)という言葉がTVや書籍等で見かける様になり、目や耳にする機会が増えました。発達障害は主に先天性の脳機能障害が原因で、乳幼児期に生じる発達の遅れのことを言い、精神障害や知能障害を伴う場合もあります。

発達障害の原因は脳機能の障害とされていますが、なぜそれが起こるのかについては現在において、まだはっきりとしたことは解明されておりません。

また全国の公立小中学生の約6.5%(40人学級においては2~3人)が発達障害またはその疑いがあるとされており、全国推計で約68~70万人と2012年12月に文科省の調査で発表されています。発達障害はめずらしいものではなく、私たちの身近にあるものなのです。

発達障害の種類

一概に発達障害とってもその種類や症状は様々ですが、現在では注意欠陥多動性障害(AD/HD)、学習障害(LD)、広汎性発達障害(PDD)という大きな分類をされており、いくつかの障害を併合していることもあります。高機能自閉症、アスペルガー症候群、トゥレット症候群は広汎性発達障害に含まれます。

注意欠陥多動性障害(AD/HD)の特徴としては、不注意(集中力がない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性 (考える前に行動してしまう)の3つの要素がみられます。

また、知的な遅れは少なく、感情や行動を自分自身でコントロールすることが難しい一面もあります。

学習障害(LD)の特徴としては、読む・書く・聞く・計算する・推論するなどの学習に必要な能力の1つ、またはいくつかの能力が低下している分野があり、学習を身に付けるうえで困難が生じます。部分的な能力の低下なので、はっきり知能が遅れている、また何か障がいがあるとは気づいてもらえないことも多く、さぼっている、怠けていると勘違いされるケースも少なくありません。

広汎性発達障害(PDD)は、主に3つの特徴があげられます。言葉などのコミュニケーションの障害(会話がなりたたない、かたことでの会話)や対人関係の障害(友達づきあいが苦手、他人に興味をもちにくい)、そして社会性の障害(強いこだわり、感覚の過敏、鈍感な反応)があります。広汎性発達障害は知的能力に障害があり場合もありますが、中には知的能力が高く記憶力等にとても優れている場合もあります。

大人にも発達障害はある

発達障害は子供だけに起こるものではなく、大人になっても困難を抱えている多くの方がいます。たとえば「会議で聞いたことをすぐに忘れてしまう」「コミュニケーションが苦手」「相手の気持ちが読み取りにくい」「衝動をおさえきれない」等、本人が発達障害を自覚していることもありますが、本人が発達障害であることに気づいていないケースも少なくない。その場合、「自分は何をやってもできない・・」といった自己肯定感の低下から、うつ病や自律神経失調症などの二次障害に発展することもあります。発達障害は脳機能の障害であるため完治することは難しいのですが、正しい知識や早期からの教育や療育をすることにより二次障害は防ぐことが可能です。まずは発達障害と向き合い正しく付き合っていくことが大切です。発達障害の兆候が見られる場合は一度専門家に相談をしてみても良いでしょう。

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