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学習障害(LD)児童への学習支援

学習障害(LD)児童への学習支援

学習障害(LD)は「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」などの学習能力のうち、特定の分野において著しく困難を示します。外見からの判断は非常に難しく、特定の分野においての偏りであるため、学校や他の人からも怠惰や努力不足と取られてしまい誤解を生じてしまうことも少なくはなく、親も含め周囲から障害と気づかれずに過ごしてしまっているケースもあります。

学習障害には、文字や本を読んだりすることが極端にできないまたは困難をきたしている読字障害(ディスレクシア)や、ひらがな、カタカナ、漢字といった文字をうまく書くことが難しくアンバランスな文字になってしまったり乱雑な文字になったり等、文字を書くことに困難がある書字表出障害(ディスグラフィア)、そして数の概念を身につけることが難しかったり、足し算や引き算等、計算することに困難のある算数障害(ディスカリキュア)がありますが、まずは子供の学習障害がどの分野においてあるのか等、しっかりと見極めたうえで支援を行うことが大切です。

困難の原因を見極めることが支援の第一歩

たとえば文字がうまく書けていない場合や文字が乱れて書かれている場合も、書くことだけに困難があるのかというとそうではないこともあります。書くという動作は目で見たものを脳で一度変換し、それを手指の動作を踏まえ文字として表出することです。ですが、この目で見ている文字自体が歪んで見えていたり、文字に上手く焦点を合わせられず二重に見えたりぼやけて見えてしまっていることもあるため、それが原因で書くことに困難をきたすこともあります。だからこそ子供との会話や聞き取りの中で確認をしていくことは最初に行う大切な支援の一つと言えます。
見えにくさの問題でとてもやっかいなことは、周りの大人も本人もそれに気づきにくいとことです。本人は他の子供たちと自分の見え方とを比べることはできませんし、幼いころからその状態で過ごしているため、自分の見え方がおかしいと自覚することは難しいでしょう。
また、視力が良くても、ものが見えにくいことが原因で、読み書きや運動、生活面において困難が生じることも多々あるため、目の運動機能に困難があるのであれば『ビジョントレーニング』を行い改善をはかってみるのも良い方法のひとつといえます。
ビジョントレーニングは家庭で少しずつでも、毎日することによって効果が表れることもあるため、視覚機能の専門家に相談をしてみるのもいいでしょう。視覚機能の専門家については、まずは各都道府県の発達障害支援センター等に問合せをすることにより情報を得ることができると思います。

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