「ありのままの自分」
2020年10月8日 : コラム
「ありのままの自分」
みらい教室には勉強が苦手な子もいれば、コミュニケーションを取るのに緊張する子もいる。当たり前のことですが、得意なこと苦手なことはみんなそれぞれ違います。
子どもたちは、みらい教室に来ると学校の宿題をやり始めます。
計算がとても早い子もいれば、じっくり丁寧に取り組むのが得意な子もいて、
取り組むペースはそれぞれです。
日のよっては絶好調な時、気分が乗らない時もありますが自分のペースでコツコツと
頑張っている姿を見るとやはり安心します。
毎日、一緒に過ごしていると、
「え、こんなこと知ってるんだ?」「めっちゃ計算早いやん!」
とかすごく驚かされることがたくさんあります。
また、子どもが「嫌だ!」とか「無理!」だと言っていたことが、ある日突然
「先生!見て!できるようになってん」と報告してくれ子どもたちの成長を間近で見ることができることが嬉しく感じます。
それぞれ光るみんなの個性
ある電車が大好きな子。
大好きな電車の写真を手持ちのカメラで撮るときは少しのブレも許さない。
お店で売っているポストカードのような電車と景色の写った写真。
まるでプロが撮ったような写真を見せてもらった時には、私も思わず旅行に行きたくなりました。好きなことにこだわりを持っているときの子どもたちは輝いています。好きなことやこだわりをもつことは人生においても大事ですよね。
遊びを創りだす
輪ゴムでロープを作る子、ダンボールでバットを作る子。
部屋の形やラインを使って鬼ごっこやり始める子。
見たこともない遊び聞いたこともないルールを作ったり…
また、一枚の工作用紙から米粒みたいな空間図形を難なく作る子。
真似できないほどの手先の器用さで紙、厚紙、粘土…から次々にいろんな物が作りだされます。面白い遊びや遊び道具を創りだしてしまう制作性、創造性の豊かさにはいつも驚かされます。
好きなこと、興味のあること、得意なことをしている時は、生き生きしていますし、時間を忘れて集中して取り組みます。
でも…周りの友達と比べて自分に少し自信がなく劣等感を感じ、不安になっている子もいます。そんなこと思わなくても良いのに…。
そんな時は子どもたちの不安を受け止め、頑張りを認め、いつも子どもに寄りそうことにしています。
そうすることで、「子どもたちが大人になった時に、失敗や生きづらさを感じても、乗り越えられるんじゃないかな。」と思いながら、今日も楽しく子どもたちと関わっています。
みらい教室が、「ありのままの自分でいいんだよ。」という場でありたい
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